2期にわたる築45年の木造2階建住宅の改修工事です。
1期工事では、木造2階建ての住戸を一人で生活するために必要な部分を限定して改修しました。
既存の平面計画の制約によりLDKが北側に寝室が南側になってしまうため、北側のLDKへの採光方法が大切ではないかと考えました。
LDKと寝室で約8畳3部屋分になるスペースのFL + 1.8mから上部を一体の空間にすることで、寝室にあるトップライトと南側壁に設けられた開口部から光を取り入れる計画にしました。
また東側に目隠しの壁を敷地境界から60cm程度下げた位置に設けることによって、カーテンを開けて生活できるようにするだけでなく反射板として機能し内部に光を導いています。