鉄骨3階建てビルの2から3階に渡る既存美容院の改修計画です。
上階が改修のメインフロアとなり、既存のデザインをできるだけ残して、その上からシステマティックな木組みと柔らかな印象を与えるRの垂れ壁を使った内装を組み込むことで大胆な変化を試みました。
下階は元のイメージをそのまま生かし、2階から3階へ上がる階段の吹抜け部分から木組みをスタートさせることによって徐々に新しい内装に変化させていくことで新旧の融合を図りました。
連続するルールで構成された木組みは、棚やフックを組み込むことで緑やオーナメントなどの装飾やドライヤーなどの仕事道具を散りばめることで色々な変化を楽しめることができるだけでなく、美容院の要となる鏡に映り込むことで鏡の中まで空間が連続しているように感じられるよう計画しています。